札幌で味噌ラーメンの店を挙げていくと、有名どころは大体行き尽くした気になってくる。でも実際は、電車通り沿いにこういう店がまだまだ残っているから油断できない。2026年6月、市電の西線6条電停近くにある「らーめん庵 いおり」へ行ってきた。
「当店は自家製麺です」と書いてある店は信用できる
席についてメニューを眺めると、端のほうに小さく「当店は自家製麺です」と書いてある。個人的に、この一文をわざわざ書いてある店にハズレは少ないと思っている。麺を自分の店で打つというのは手間もコストもかかるわけで、それでもやるのは麺に自信があるからだ。
ラーメンのラインナップは辛味噌(1,200円)・味噌(1,100円)・醤油(1,100円)・塩(1,100円)の4種類。それぞれ大盛と小盛が選べて、トッピングは味玉220円、チャーシュー2枚増し440円など。サイドにはチャーシュー丼(620円)もある。あれこれ広げず、ラーメンで勝負する構成だ(価格は税込・訪問時点)。
味噌ラーメンを実食。麺とスープのマッチが最高
注文したのは味噌ラーメン(1,100円)。出てきた一杯は、茶色がかった濃厚そうな味噌スープに、炒められたもやしがたっぷり、小口切りのねぎ、厚めのチャーシュー、メンマという、王道の札幌味噌の姿をしている。
まずスープをひと口。見た目どおりの濃厚さで、味噌のコクがしっかり立っている。そして麺をすすって納得した。自家製の縮れ麺がこのスープと本当によく合う。スープの持ち上げがよくて、麺自体の食感もいい。麺とスープが別々においしいというより、ふたつ揃って一杯として完成している感じ。これは絶品だった。
もやしのシャキシャキ感も濃厚スープのいい箸休めになっていて、気づけば夢中で食べ進めていた。最高に美味しいラーメンというのは、こういう「店の看板と中身が一致している」一杯のことを言うんだと思う。
昼と夜の二部営業。次は辛味噌を試したい
営業はメニューの注意書きによると昼(11:00〜15:00)と夜(17:00〜19:00)の二部制で、月曜が定休。夜は19時までと早じまいなので、仕事帰りに寄るなら時間に注意したい。
味噌がこれだけおいしかったので、次に来るときは辛味噌を試してみたい。醤油と塩も自家製麺で食べたら印象が変わりそうで、通う理由が増えてしまう店だった。
- 店名
- らーめん庵 いおり
- エリア
- 札幌市中央区・市電「西線6条」電停近く
- メニュー例
- 味噌・醤油・塩 各1,100円/辛味噌1,200円(いずれも税込・訪問時点)
- 定休日
- 月曜日(訪問時点)
※情報は訪問時点(2026年6月)のものです。営業時間・価格は変わることがありますので、最新情報をご確認ください。
札幌のラーメン記事では、すすきのの一蘭で替え玉しながら食べた話も書いています。麺もの好きの方は桑園イオンの麻辣湯専門店「頂湯」もどうぞ。