2025年8月、家族4人+友人家族で星野リゾート トマムへ泊まりに行ってきた。泊まったのは「トマム ザ・タワー」。北海道のど真ん中、占冠村の山の中に4棟だけそびえる、グリーンシーズン名物のリゾートホテルだ。
結果から言うと、昼間は2歳からOKのラフティングや乗馬、1階ラウンジで20周年アニバーサリーのフリードリンク、翌朝は晴れた雲海テラスから山岳パノラマ、夜はホテル前で大迫力の打ち上げ花火と、朝から夜まで「子供たちの初めて」が詰め込まれた濃い2日間だった。家族旅行の記録として残しておきます。
家族と友人とトマムへ。芝生から見える4棟のタワー
トマム ザ・タワーは公式情報によると、リゾートの中心に位置する高層ホテル。グリーンシーズン(2026年は4月24日〜10月31日)と冬のスノーシーズンの両方で営業している。JRトマム駅から無料の送迎バスで約5分と、車がなくても来られるのがありがたい。
到着してホテルから少し歩くと、芝生のなだらかなヒルからリゾート全景が見える。子供たちが後ろ姿で並んでタワーを眺めているのが、上の写真。4棟のタワーが山と空を背景にすっと立っていて、「ここに泊まるんだ」という非日常感が一気に押し寄せてくる。今回は我が家4人+友人家族での合同旅行で、子供同士が大はしゃぎなのも夏旅らしい光景だった。
2歳からOKのやさしいラフティングで川下り
初日の昼はラフティング。トマムには2歳からできる「やさしいラフティング」というプログラムがあって、清流・鵡川(むかわ)の穏やかな流れを大きなボートでゆっくり下っていく内容。激流を攻めるアドベンチャー系ではなく、川の上でゆったり遊ぶ体験型ラフティングだ。
4歳の次男も6歳の長男もライフジャケットを着て、しっかり座って一緒にパドルを握る。流れに乗ったボートから水面を覗き込むと、水草や小魚が見える。途中で水のかけ合いもあって、子供たちは「冷たい!」と叫びながら全力で楽しんでいた。陸からだとただの川だが、ボートから見上げる青空と両岸の緑が思った以上に開放的で、大人もしっかりリフレッシュできた。
タワーをバックに乗馬。トマムでしか撮れない一枚
もうひとつ印象的だったのが乗馬。リゾート内の芝生エリアで、スタッフさんが手綱を引いて誘導してくれるホースバック体験。背中に乗った瞬間に思っていた以上に高くて、子供たちは最初こわばっていたものの、ゆっくり歩き出すとすぐに笑顔になっていた。
振り返って撮った1枚が上の写真。馬の上から見上げるトマムタワーという、ここでしか撮れない構図。馬の鬣(たてがみ)の揺れる音と、芝生を踏むひづめの音、奥に立つ高層リゾートの組み合わせが、なんとも非日常で記憶に残った。乗馬は「初めての体験リスト」に静かに加わる、子供にとっての貴重な30分だった。
1階ラウンジで20周年アニバーサリーのフリードリンク
滞在中の楽しみのひとつが1階ラウンジのアニバーサリーフリードリンク。トマムは2025年で雲海テラスが20周年のメモリアルイヤーで、その記念ドリンクが宿泊者向けにラウンジで振る舞われていた。
頼んだのが上のグラス。青から黄色へグラデーションした爽やかな1杯で、グラス表面のロゴには「2 Anniversary Hoshino Resorts TOMAMU UNKAI Terrace」の文字。20の「0」がデザイン化されていて、写真映えがすごい。子供たちは別のソフトドリンクで乾杯。ラウンジの大きな窓から芝生が見えて、夕方のゆったりした時間が流れていた。
晴れた日の雲海テラスからの絶景パノラマ
翌朝は早起きして雲海テラスへ。星野リゾート トマムの代名詞、標高1,088mの山頂にゴンドラで上がって雲海を眺める、あの有名な場所だ。
この日は朝からよく晴れていて、雲海そのものには出会えず(雲海の出現率は気象条件次第で、その日の朝に公式サイト・アプリで予報が出る)。ただし、晴れた日の雲海テラスにはまた別の絶景が広がっていた。上の写真は山頂から見下ろしたパノラマで、中央にトマム ザ・タワー3棟、その奥にリゾナーレトマムの1棟が小さく見える。手前から奥に向かって緑の山々が幾重にも重なって、遠景は青いハーフモヤに包まれている。普段はホテルから「見上げる」山々を、山の上から「見下ろす」という構図が新鮮だった。
子供たちも「タワー、ちっちゃい!」とはしゃいでいた。雲海テラス自体の建築美と、晴れた日ならではの透き通った夏の山岳パノラマ。雲海はリベンジリストに入ったけど、晴れの日の景色もそれはそれで完全な満足度だった。
夜は打ち上げ花火が大迫力。タワーの窓明かりごと夏空に
そして夜は打ち上げ花火。トマムの夏は夜のイベントが豊富で、滞在中の夜に大きな花火が上がった。タワーの目の前のエリアから打ち上がるので、タワーの窓明かりと花火が同じフレームに入る独特の光景になる。
子供たちは下から見上げて「大きい!」「青いやつきれい!」と声を上げっぱなし。普段札幌の家から見る花火と違って、頭の真上にドーンと開く距離感に大人も興奮した。ホテルから5分歩かずに見られるのがリゾート滞在の特権で、寝る前の最高の締めくくりになった。
家族+友人で旅する贅沢
今回の旅で改めて感じたのは、家族と友人家族と一緒に旅することの良さ。我が家だけだと「次どこ行く?」「眠くなったらどうしよう」と親が常に段取りしているけど、もう一家族いるだけで、子供たちは勝手に遊び始めるし、大人は雑談しながら歩ける。「親の負担が物理的に半分」になる感覚があった。
子供たちにとっても、初めて会った同世代の子と数日間ベッタリ過ごす経験は、なかなか日常では作れない。ラフティングや乗馬といった非日常アクティビティを仲間と一緒に体験することで、思い出の濃さが何倍にもなった気がする。
充実した旅行だった、と書くのは陳腐だけど、「次もまた行きたいね」と全員で言って帰ってきた旅行は本当に久しぶりだった。トマムは冬のパウダースノーで有名だが、夏のグリーンシーズンこそ子連れ家族にハマる場所だと思う。
お宿のこと(メモ)
- 施設名
- トマム ザ・タワー by 星野リゾート
- 場所
- 北海道勇払郡占冠村中トマム(〒079-2204)
- アクセス
- JR「トマム駅」から無料送迎バスで約5分
- 営業期間(グリーンシーズン)
- 2026年4月24日〜10月31日(11/1チェックアウト)
- 客室タイプ
- スタンダードフォース/ツイン/愛犬ルーム など複数。プールやレストランへのアクセス良好
- 主な夏アクティビティ
- 2歳からのやさしいラフティング/乗馬/雲海テラス/ファーム星野/インドアウェーブプール(30℃以上)/ホタルストリート(飲食店街)/夜の打ち上げ花火(時期により)
- サイト
- 星野リゾート トマム グリーンシーズン公式
トマム ザ・タワー 公式ページ
夏のアクティビティ一覧
※情報は訪問時点(2025年8月)の体験+2026年5月の公式情報をもとに整理しています。アクティビティ・イベント・営業期間は時期により変動があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
パパログの家族旅行カテゴリ4本目(道央クラスター記事)です。同じ2025年夏の家族旅行記録として、旭川「OMO7 旭川 by 星野リゾート」に家族4人で泊まった話、帰り道の美瑛「青い池」、三笠市立博物館(アンモナイト博物館)もあわせてどうぞ。北海道内で家族旅行先を探している方の参考になれば嬉しいです。